気温計のメーター埋め込み


雪道を走る機会が増えたので凍結を見極めるために気温計を購入したところ
思っていたよりもコンパクトな製品だったのでメーター内に埋め込むことにしました







純正メータを取り出してカットする位置を決め
マスキングテープを貼り付け

パネルのカットはリューターで行うことにしたため
切り屑がパネルに付かないように新聞紙で表裏をマスキング

カットできました

気温計はホットボンドで固定

純正メーターの基板と干渉したので
気温計のケースを一部削ってます

純正メーターの基板を戻した状態

気温計を設置した部分は干渉のため少し浮いてますが
動作に問題なさそうです

気温計の配線を行い動作確認

外気温のセンサーは金属部分に張ると
エンジンや日光の影響があるかもしれないと思い
次の条件で設置場所を探しました

・金属以外の上
・日光が当たらない
・走行風(外気)が当たり空気がこもらない

結局、フロントバンパー裏のホーンに貼り付けました


室内の温度はダッシュボード裏に
これは厳密でなくていいので適当に。

他の計器と表示が一緒に始まるように
純正メーターのコネクタからイグニッション電源を拝借

気温計のシガーソケットプラグに抵抗が入っているので
プラグを分解し抵抗を取り出して
気温計の電源配線に抵抗を入れておきます


最後に純正メーターのスモークレンズを戻したところ
気温計がとても暗くなってしまいました



これは使用に耐えません
バックライトを明るくすることにします


バックライトを明るくするために
超高輝度のチップLEDを購入


白色LED:NSSW157T
秋月電子の通販で1個30円です


基板を細く切ってLEDをハンダ付けして
LEDを入れ替えてみました

バックライトの点灯テスト
とても明るいです

LED電流の定格は80mAですが
余裕を持って18mA定電流ダイオード3個で
54mAを流しています


シガーソケットプラグ部分にあった抵抗値で
LEDに流れる電流も変わるようなので
そこを定電流ダイオードに置き換えます

昼間と夜でLEDの明るさを変えたかったので
リレーで切り替えることにしました

近所の電子パーツ屋で12V用のリレーと抵抗を購入


通常は定電流ダイオードで54mA
イルミON時は抵抗(1.4kΩ)で6mA
流れるようにしました


抵抗値は実際に抵抗を入れ替えながら
他の計器と明るさが合うように調整して決めました
材料費は500円程度でした



バックライトを明るくした後は視認性がとても良くなりました




気温計のおかげで雪道を走る際に路面の凍結が予測できるようになりました
また、純正の気温計が付いてなくてもメーターに埋め込むことで
純正っぽい感じに仕上がったので満足しています



 DIYへ戻る       HOMEへ