LLCとラジエーターの交換


LLC(冷却水)交換は簡単そうだったので自分でやってみることにしました。
そしてLLCを交換しようとしたらラジエーターがボロボロになってることが発覚。
ちょうどラジエーターが安く購入できたので交換することにしました。


1.LLCの抜き取り


車をジャッキアップしてウマを掛けます。
今回の作業では車体の奥まで入り込むので
安全のために必ずウマを使用してください。
しっかりとウマを掛けたらアンダーカバーを外します。
(※LLC交換のみの場合はアンダーカバーを外す必要はない)

アンダーカバーのボルトは10個あります↑

水温が下がっている状態であることを確認したら
ラジエータキャップを外して圧力を下げます。
キャップを外さないとLLCが抜けにくいので
必ず最初に外すようにします。


ラジエータキャップを外す

ラジエーター下部にあるドレンコックを緩めて
ラジエーター内にあるLLCを抜き取ります。

このときバケツなどを下に置いて
LLCの受け皿にしておきます。


ドレンコックを手で緩めるとLLCが出てくる

2年間使用してドス黒くなった純正LLC。
ラジエーター内から抜けたLLCは3L強ありました。

リザーブタンクも上に引き上げると外せるので
タンク中のLLCを抜き取ります。

リザーブタンク内が汚かったら水で洗浄↑

エンジンドレンボルト(19mm)を外して
エンジン内のLLCを抜き取ります。

ドレンボルトの位置はオイルフィルターの隣ですが
奥まった所にあり、探しにくいし、工具が入りにくい。
試行錯誤の結果、ボルトを緩めることができました。
(使える工具の長さ、大きさが制限されるので何度も諦めかけた・・・)

エンジンドレンボルトは外しにくいが    
この長さのエクステンションで外せた↑

エンジンドレンボルトを外すと
LLCがドバっと排出されます。
(おかげで作業着がビショ濡れ)

エンジン内から抜けたLLCは1Lくらいです。

エンジン内からもこんなに抜ける

LLCを抜き終えたらドレンコックとエンジンドレンボルトを締め付けます。
(エンジンドレンボルトはワッシャーを忘れずに!規定締付トルクは6.0kg-m)
LLCが漏れてこないよう、しっかりと締め付けておきます。
(※LLC交換のみの場合は“3.LLCの注入”へ)


2.ラジエーターの交換
3.LLCの注入



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