燃料フィルター交換

ガソリンの汚れを取り除く燃料フィルターを交換しました。
メーカーでは4万キロ交換を推奨していますが、私は14万キロでの交換。

フィルターが汚れると燃料供給がスムーズに行えなくなり
必要なガソリンの噴射量が得られなくなるようです。

※注意
この作業はガソリンに関係するので火気厳禁です!
最悪の場合は車両火災になってしまうので慎重に!



まずはディーラーに注文して部品を入手します。
燃料フィルターのセットは
  部品番号:16010-SS0-930
  価格:3990円


交換の前に燃圧を除去します。
バッテリーのマイナス端子を外してから
燃圧除去のためのサービスボルトを緩めます。

17mmのスパナと12mmのメガネレンチを使用して
ボルトをゆっくり緩めます。
その際、燃料が漏れるのでウエスなどを被せておきます。

燃圧除去後にボルトを締める際には
新品の燃料フィルターに付属のワッシャーに交換します。


ここで燃圧除去

このように工具をセット

ウエスを被せて緩める

燃料フィルターは右図の○の位置にあります。


17mmのメガネを使ってシーリングボルトを外します
ここで使用されているワッシャーも取り付けの際に
新品の燃料フィルターに付属のワッシャーに交換。


14mmのフレアレンチでフレアナットを外します。
しかし私はフレアレンチを所持していないために
ボルトを緩めることができませんでした。
どうやっても緩まなかったのでディーラーに行って
このボルトだけ緩めてもらいました。

これらのボルトを緩めるときにもガソリンが漏れるので
ウエスを用意しておくと良いでしょう。


 ここにフィルターがある

 シーリングボルトを緩める

フレアナットを緩める

フィルターを留めているステーのボルトを外します。
ラチェットで10mmソケットを利用すればいいでしょう。

ボルトを2本外すと燃料フィルターが取り外れます。
フィルター内にはガソリンが溜まっているので
横にするとドバドバ出てきます。
こぼさないように注意しましょう。

ステーのボルトを外す フィルターが取り外せた

新しいフィルターにステー類を移植します。
後は逆の手順で燃料フィルターを車体に固定します。
ボルトの締め忘れがないよう充分に注意してください。

バッテリーを繋いでからキーをイグニッションまで廻して
フィルターにガソリンが満たされるまでしばらく待ちます。
エンジンを掛けて異常が無いか確かめましょう。

新品と使用済みフィルター 新品フィルターを取り付け

使用済みのフィルターの汚れ具合が気になったので
金ノコでフィルターのケースを切って中を見てみました。
(中のガソリンを抜かないと危険です。
  これは1ヶ月放置して乾燥させたものです)

想像以上にフィルターは汚れていました。
さすがに14万キロ走行しただけあって
フィルターは汚れで真っ黒です。

また、燃料フィルターのケースの底には
ヘドロのような汚れが付着していました。
拭き取ってみると多少の粘度がある感じです
これが沢山あったらフィルターが詰まってしまいそう。
交換して正解だったと思います。

燃料フィルターの内部 結構汚れているフィルター
底にはヘドロのような汚れ 拭き取るとベットリしている

交換しても体感できるほどの効果はありませんがエンジンにとっては良いことのはず。
値段も高くないですし1度は交換しても良い部品だと思います。



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