3.EACVとRACV

アイドリング時はスロットルが全閉となります
しかし、そのときにも若干の空気の吸入が必要なので
吸入量の制御を行なうユニットが存在します

プレリュードの場合、EACV(Electric Air Control Valve)がそれに該当します
しかし、ユーロRはRACV(Rotary Air Control Valve)というユニットになります
RACVユニットはプレのコンピュータでは制御できません

というわけで、プレリュードからEACVを移植する必要があります


ユーロRのインマニ背面を見ると
RACVユニットが付いています

RACVを外すとインマニ側に3箇所窪みがあります
上がスロットル前から空気が入ってくる箇所
中がインマニ内へ空気が流れていく箇所
下はクーラントが流れる箇所となります


RACVユニット 空気の流れる位置

プレリュードから外したEACVを見てみると
空気の出入り口の位置が似ています

試しにインマニに合わせてみると
空気の出入り口がピッタリ合いそうです
しかも、左上のネジ穴も完璧に一致します


プレリュードのEACV 空気入出の位置が合いそう

そのままではインマニ側に隙間があり
そこから空気が漏れるので
アルミ板を切り出してアダプタを作成しました

インマニ側での寸法は問題なし


アルミ板からアダプタ作成 インマニに合わせて確認

EACV側でもアダプタの寸法は問題ありません

インマニにEACVを取り付けるのですが
右下のネジ穴は位置が合わないので
ロングボルトとワッシャーでEACVを挟んでます


これでRACV→EACVへの置換は完了
EACVの穴の位置もOK インマニにEACVを取り付け


1.エンジン降ろし・クラッチ交換
2.エンジンマウントブラケット交換
3.EACVとRACV
4.EGRとインジェクター
5.エンジン取り付け



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