ユーロRエンジン移植


純正のエンジンのクランクプーリーにガタが出たため
ディーラーにプーリーの交換をお願いしたのですが
ボルトがねじ切れてしまったそうです。
エンジン交換を進められ迷っていたのですが
たまたまユーロRエンジンが見つかったので
移植に挑戦してみました。(2007年7月実施)

アコード ユーロR(CL1) 走行距離:56585km
「H22Aエンジン」+「ミッション」+「インマニ」+「スロットル」

プレリュードが200馬力に対してユーロRは220馬力。
プレリュードと同じH22Aエンジンですが
ポン付けはできないため、当然ディーラーでは作業してくれません。
ただし、ディーラー側にはボルトのねじ切りという負い目があるため
作業場所や設備はディーラーを使わせてもらい
移植作業は自分で行うことで了承してもらいました。


まず、ネットの掲示板やショップ、整備マニュルの情報を参照しながら
プレリュードとユーロRエンジンでの違いを調べましたが
自分で調べても分からない箇所もありました。
その際、すでにユーロRエンジンに交換された「けいじさん」、
その載せ換え作業を行なった「SUOWさん」と連絡を取ることができ
情報を提供していただくことができました。

主な違いは以下の通りです
「エンジンマウントブラケット形状」
「インジェクターの制御」
「EACVとRACV」
「EGRの制御方法」



1.エンジン降ろし・クラッチ交換


まずはプレのエンジンを降ろします

上にエンジンを釣る装置が無かったため
テーブルにエンジンを載せるようにして
車体をリフトアップしエンジンを抜きました

下から抜くためにラジエータや
エアコンコンデンサも外しています


Egをテーブルに載せて車体を上げる エンジンが無くなった

事前にユーロRエンジンのクラッチ交換
エンジンが降りている状態であれば
簡単にクラッチ交換作業ができます

クラッチ交換のついでに
JUNの軽量フライホイールに交換

純正のフライホイールは8.4kgですが
この軽量フライホイールは5.2kgで
レスポンス向上に貢献します

ミッションを外した状態 左が軽量フライホイール

軽量フライホイールを取り付けて
クラッチもユーロRの新品に交換完了

軽量フライホイール取り付け ユーロR純正クラッチ取り付け


1.エンジン降ろし・クラッチ交換
2.エンジンマウントブラケット交換
3.EACVとRACV
4.EGRとインジェクター
5.エンジン取り付け



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